

平成22年度の古宿会のあゆみについてご報告いたします。
古宿会は医療法人としての日々の医療業務を着実に遂行しており、かつ診療内容の充実に各部門のすべての職員が日々研鑽努力し、また、法人として設備、教育に対して積極的に投資を行いました。
その結果、前年度から継続して、たくさんの患者さん、およびそのご家族また他の医療機関、介護施設に支持されており、今年度も医療収益は昨年度より約2億円の増収となり、外来患者数、延べ入院患者数も増加しました。
一方、平成22年10月には水戸中央クリニック新築移転開院を行いました。水戸下市地区のランドマーク的存在に成長すればと考えています。透析専門医の指導でハイレベルの透析治療が可能となり、順調にすべりだしました。
また、水戸市六反田の隣接地に介護施設を建設すべく関係手続きを無事すませ、建設にむかって動き出しました。この事業は数年後の具体化が目標です。
ところが、平成23年3月11日、東日本大震災が起こりました。古宿会の3医療施設、保育所も被害を受けました。笠間中央クリニックは建物の改修、業務回復に2週間かかり、水戸中央クリニックも数日間、透析不能となりました。水戸中央病院では入院患者さんに1階に避難していただくことになり、その状態が6日間続きました。病院が通常業務に戻ったのは3週間後でした。この間職員、患者さんに怪我がなかったのは、本当によかったと思います。また、市当局等関係機関からたくさんの援護をいただいたことを心から感謝いたします。
この緊急事態で私も職員も普段では得られないたくさんの有意義な経験をしました。そのなかでも全職員の頑張る姿には感激しました。また施設間の協力、助け合い、他県からのボランテア参加、透析患者さんの受け入れ等全員で危機を乗り切ったことが自信になり、法人全体が強くなったと感じています。
22年度はいろいろありましたがうれしい気持ちが強い1年でした。23年度も誇りを持って、感謝の気持ちを忘れずに前進していきましょう。
平成23年5月
特定医療法人 古宿会 理事長
水戸中央病院 院長 小野 陸