

〒310-0817
医療法人財団古宿会・水戸中央病院の付属である水戸中央クリニックは開院以来30年を経過したため、この度医療設備をリニューアルしてスタートいたしました。
新水戸中央クリニックは今日まで培ってきた経験を生かして、透析患者さんのQOL(生活の質)を改善し、生命予後を延長させる新たな挑戦をいたします。そのため、中澤了一先生(元東葛クリニック病院)を迎えてオンラインHDF(血液透析濾過)という次世代のシステ ムを導入し、さらに生体に優しい「電解水透析」という新技術にも取り組んでまいります。
新クリニックは一般外来診療にも重点を置き、内容を充実させるために診察室を5室用意いたしました。住民の皆様の便宜が図られるよう総合診療科に続いて皮膚科をはじめ専門外来を順次整備してゆく予定としております。
(医法財)古宿会の理念「思いやりと愛のある医療をめざし感謝の気持ちをもって仕事にあたります」の基、日々努力してまいりますのでご支援のほどよろしくお願いいたします。
この度導入した透析療法を紹介いたします。
当院は昭和54年以降30年以上にわたる透析治療の経験を有しています。わが国で最長の透析患者さんは41年8カ月ですが、心臓血管系合併症、骨・関節/筋障害、消化器疾患、皮膚合併症など生命予後と直結するものもありますので、その対処法の改善に努めていきます。
私達は、宇宙船地球号上で酸素を使って効率的にエネルギーを得ていますが、同時に活性酸素を放出する宿命を背負っています。慢性腎不全では活性酸素とその防御システム(抗酸化能)とのバランスが崩れて「酸化ストレス」状態になっており、これが透析合併症発症の大きな要因と考えられていますので、これまでより体に優しい(生体適合性の良い)透析器、より優れた治療方式を採用しました。
健常者は1日2L、80年間で約60トンの水を体内に取り入れます。透析患者さんの飲水量は少ないものの1回の透析で120L、30年間で約560トンの透析液と接触しています。透析治療の主役はつまり水にあります。新しい高感度エンドトキシン測定法(ESP法)の導入で正常人血液レベル以下を目指す技術開発に向かっています。今回、純度の高い水を作って高純度材質のPVDFと呼ばれる配管を使用した透析液供給システムを導入しました。
純度の高い透析液を使用したオンラインHDF(血液透析濾過)を実施するため、すべての座席に最新機種を用意しました。これにより尿毒症性毒素が効率的に除去され、血圧の安定化、透析アミロイド症をはじめ種々の合併症の軽減化、その結果生命予後の改善が期待されます。
3年前より透析液に体内で抗酸化能を持つ水素ガス(分子)を溶かして活性酸素を消去する「電解水透析」を試み、優しい透析治療につながる知見が得られてきました。当院でも倫理委員会の承認を得てこの電解水透析を開始致しました。また、消化管における毒素や活性酸素の発生軽減のため、経口による水素水の活用も今後の課題と考えています。
車椅子や合併症のため通院困難な患者さんには送迎サービスを行います。
新しい透析療法と水戸中央病院、大学病院や地域基幹病院などとの連携を生かしながら、透析患者さんのQOL(生活の質)の向上、生命予後の改善に努めてまいりますので、ご相談をお待ちしています。
水戸中央クリニックでは透析外来患者様送迎サービスを実施しております。
通院の交通機関が不便、自分で運転できない、家族にたよらず通院したい方など無料でご自宅とクリニックの間を送迎いたします。 詳しくは事務室にお問い合わせ下さい。下記ルートを基準に患者様のご要望に出来る限り対応いたします。
![]() |
【運行ルート】 1 水戸南西ルート 城南・白梅・柳町・本町・ 城東・若宮方面 2 水戸東ルート 笠原・千波・河和田・赤塚方面 3 勝田ルート 国道118・津田・勝田駅周辺 4 那珂湊・大洗ルート 鉾田・大洗・那珂湊方面 |
水戸駅からは北口3番のバス乗場をご利用下さい。平日は多くの本数が出ています。水戸中央クリニックの最寄り停留所は柳町中央ですが、水戸駅方面からはほとんど通過しませんので、一つ前の柳町1丁目でお降り下さい。柳町1丁目から水戸中央クリニックまでは歩いて5分程度です。
水戸駅北口から柳町1丁目までバスで4分:大人160円です。
大洗、百合ヶ丘、浜田方面からバスをご利用の方は柳町中央でお降り下さい。クリニックは目の前です。くれぐれも気をつけてお越しください。