クリニックのご案内

ご挨拶

 この度、水戸中央クリニックの院長に就任しました横田武彦です。当クリニック発足時から院長として長年活躍されてこられた柏原院長が、水戸中央病院に隣接して新規オープンした健診センターの長として赴任されましたので、その後を引き継ぐことになりました。 私は4年前まで日立の某病院の副院長として14年間勤務し、特に透析関係を一手に引き受け、シャント関連の手術は人工血管移植を含め年間50例ほどを行っておりました。家庭の事情で退職しましたが、3年前に水戸中央病院から声をかけていただき当初は非常勤医として、昨年9月からは当クリニックの非常勤医として勤務しておりました。これからは前任者と同様、精一杯務めさせていただきますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
 私は医師になってすぐに泌尿器科医となりました。腎臓、膀胱、前立腺、精巣の進行した癌を摘出、リンパ節郭清、腸管を用いて代用膀胱形成術、放射線治療、化学療法などを行ってきました。一方で、泌尿器科ゆえに腎機能低下症例を担当することもしばしばありました。当時は腎機能が進行して尿毒症になったら死を待つばかりでした。特に交通事故などで全身を挫滅した若い方が挫滅症候群(クラッシュシンドローム)という状態となり急性腎不全、あるいは多臓器不全となって数日から10数日で亡くなられる痛ましい症例にも数多く出会いました。この時は「人工腎臓さえあれば助けられるのでは?」と切実に思いました。
 まもなく大学病院で「人工腎臓」なる実験装置が設置されました。機械だけで8畳一間を占拠するような代物でした。犬の実験では失敗ばかりでしたが何とかヒトにも応用できるまでに改良されました。その後の進歩は目を見張るばかりで、40数年後の現在では世界に誇れる高性能の小型透析装置が日本全国どこでも当たり前の治療として役立っています。今思えば私も透析医療にのめりこみ、透析医療の黎明期から機械、薬剤、水処理、理論の構築、合併症対策などの開発、発展の一翼を担って来られたことを幸せに感じます。
 腎不全という病態はありとあらゆる合併症が関連してきます。カルシウム代謝、骨代謝、脂質代謝、糖尿病、高血圧、末梢血管障害、循環器障害、認知症など広範囲の医学知識を身につけなければなりません。折しも医学界では専門分野ごとに専門医制度が発足し、専門医、それを指導する指導医が資格として認定されることとなりました。私も一時は日本泌尿器科学会、腎臓学会、透析医学会の3つの専門医、指導医として活動してきましたが、日常臨床の傍らですべての資格を維持するために必要な5年ごとの更新(それぞれの学会出席や研究発表、論文作成など)が大変な負担でした。そこで少しずつ手放し、4年前の退職時に茨城県糖尿病登録医と日本医学会認定産業医以外のすべての資格を放棄してしまいました。
 当クリニックでは透析原液を希釈するRO水(逆浸透水)よりもさらにイオンを除去したEDI水(理論純水=注射液として体内に入れても大丈夫なほどきれい)を透析液として用いております。このような素晴らしい施設で、4月から赴任してくれた専門医の福島医師と協力しながら、もう一度指導医として活躍していた頃を思い起こし、患者さんたちに喜んでいただける医療を提供していこうと覚悟を決めております。

水戸中央クリニック院長 横田 武彦

概要

開設者 医療法人財団 古宿会
名称 水戸中央クリニック
理事長 小野 陸
院長 横田 武彦
所在地 〒310-0817
茨城県水戸市柳町1-15-1
連絡 電話 029-226-8121
FAX 029-226-8144
沿革
  • 昭和40年12月
  • 昭和41年2月
  • 昭和54年3月
  • 平成18年5月
  • 平成22年10月
  • 医療法人財団古宿会設立
  • 水戸中央病院開院(水戸市柳町)
  • 水戸中央クリニック開院(水戸市柳町)
  • 水戸中央病院移転(水戸市六反田)
  • 水戸中央クリニック・リニューアルオープン
診療科目 内科(一般、腎臓内科)、外科、皮膚科、人工透析(夜間あり)
駐車場 敷地内49台(第2駐車場含む)

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